1990年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されたツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区は、マダガスカル共和国の西部にあるんですよ。
景観の保護や自然保護を目的として保護されている地域なんです。
世界遺産に登録されているツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区には、カミソリのような尖った岩が空に向かって無数に突き立っているんです。
ツィンギとは、「動物の住めない土地」という意味があるんですよ。
世界遺産に登録されているツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区は、このように特異な景観を持つ奇石地帯で、数万年に渡って風雨により侵食されて石灰岩のカルスト台地が造られたんです。
雨が降ってもツィンギ・ド・ベマラハでは、尖った岩の間に全て吸収されてしまうんです。
その為に、乾燥に強い珍しい植物が自生しているんですよ。
バオバブの木もツィンギ・ド・ベマラハの近くに生えているんですが、なんと水を蓄えることが出来るように進化していったんです。
世界遺産に登録されているツィンギ・ド・ベマラハの奇石地帯の谷間には、豊かな原生林が存在するんです。
この原生林には、爬虫類・キツネザル、それに90種類を超える鳥類が暮らしているんですよ。
地下には鍾乳洞の水瓶があって、木々はそこから水分を得る為に地中深くまで根を伸ばしているんです。
そうして、乾燥している大地の中で豊かな森を作っていったんですね。
